2008'11.21.12:25
●連載小説 「ジェイルビート」 第1回
オイッチニ!オイッチニ!
オイッチニ!オイッチニ!
ここはとある刑務所。
梶本は懲役5年の刑を受け、服役中だった。
「梶本、面会だぞ」
作業場に看守の声が響いたが、すぐに他の受刑者が作業する音にかき消された。
梶本は面会室へ向かった。誰だろう、母ちゃんかな。音楽著作権の詐欺罪で逮捕されてから1年が経とうとしていた。その間、面会に来たのは母親だけだった。
それにしても冬の刑務所は骨身に沁みるような寒さだ。
キィー、面会室のドアを開け、中へ入るとガラスの向こう側には梶本のバンドメンバーである長谷部が待っていた。
つづく・・・
(この作品はフィクションです。 登場する個人名・地名・団体名などは架空のものであり、実在の人物、団体等とは一切関係ありません。)
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